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催眠術のかけ方のことを専門的には「催眠導入の技法」といいます。
よく素人の催眠術師が「食べ物の味を変える催眠術のかけ方」とか「好きにさせる催眠術のかけ方」などと言ったりしていますが、これは催眠術にかけたあとの暗示のかけ方であって、専門的には催眠術のかけ方とは言いません。
いわゆる催眠術のかけ方というのは、普通の意識状態の人を催眠状態にする技法のことをいいます。
ちなみに、催眠術をかけ始めてからすべての作業を終えるまでのことを「催眠誘導」といったりします。
催眠導入の技法いわゆる催眠術のかけ方にはたくさんの種類があり、すべて変性意識状態への異なる理論がそれぞれしっかりと含まれています。
理論別に分けただけでもざっと26種類になりますが、さらに、確立している技法別に分けると62種類になります。そのひとつ一つに別々の理論が含まれており、それぞれ技法を成功させるためのコツがあります。 |
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催眠術のかけ方はいろんな種類を身につけている人ほど催眠導入の成功率が高くなります。
しかし、催眠は技術ですから、その技術をどこまで完璧に身につけているかはかなりの個人差があるようです。
あるとき、催眠を教え始めて10年になるという若い催眠の先生が、10種類の催眠技法を教えているところを拝見しました。
「これが手の開閉法です」といって実演を始めるのですが、被験者に胸の前で合掌してもらい、「こんなふうに手が開きます」といって二回ほど条件付けをしたあと、「ではその手を擦り合わせてください……もっと強く擦って！……」といって被験者に手を合わせて擦らせてから「ハイっ手が開いていきます……」と暗示を与えるのです。
私は呆気にとられて空いた口が塞がりませんでした。
条件付けをしたあとでほかの動きをさせたら、その時点で条件付けがすべてリセットされてしまい技法が台無しになってしまいます。何のためにそれをやるのかまったく理解していないのです。
ほかにも、「では肩幅程度に足を開いて…」と言って立位動揺法をやったり、目を閉じた状態でやらなければ効果がない技法を、目を開けさせたままやったりと、本当にありえない光景でした。
10種類の技法の中で唯一できているのは両手の指を胸の前で交互に組ませ、人差し指だけを伸ばして4㎝ほど開き「指が寄ってくる」というトリックを使った技法だけでした。それ以外はどれも技法として成立していないのです。
こんな初歩的な技法すら満足にできていない人が催眠を教えているのかと思うとやりきれない気持ちになってしまいます。
中途半端な技法など何種類覚えても催眠の成功には繋がりません。すると唯一できている人差し指が寄ってくるという子供の遊びのような技法に頼ることしかできないポンコツの催眠術師になってしまうのです。
また、技法が満足にできていない催眠術師に限って「あなたは集中力が足りない」とか「イメージ力が足りない」などと、うまくいかなかった催眠を被験者のせいにします。ときに、「催眠にかかる人はかかるし、かからない人は誰がやってもかからない」などと信じられないほど愚かなことを言ったりする先生もいます。
ある催眠術師がかけて、かからなかった被験者を、別の催眠術師がかけたら簡単にかかることは、催眠をやっている人なら初心者でも知っていることです。
催眠にかかる人とかからない人が最初から決まっているなんてとんでもない戯言です。
一生懸命にやっても成功率が変わらないのは、催眠術師のほうに正しい技法が身に付いていないからです。
本講座は、この62種類の催眠技法を2日間で完璧にマスターするためのワークショップです。
受講を希望される方は、募集が開始されましたら下記の注意事項を確認のうえお申し込みください。 |
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【お申し込みについての注意事項】 |
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※スキルコード
この催眠導入技法完全マスターコースは、催眠誘導研究所の基礎講座を受講していれば、形式上はどなたでも受講のお申し込みが可能ですが、この講座の内容を2日間で消化するためには、ある程度の催眠スキルが必要です。よって、お申し込みをいただいたあと、受講を受け付けるかどうかは、こちら催眠誘導研究所のほうで判断させていただきます。催眠の能力がこの講座を受講するに値すると催眠誘導研究所が判断した場合のみ仮予約を受け付けますので、下記のお申し込み方法に従ってお手続きを行ってください。 |
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| 日時 |
・決まり次第ここに表記 |
| 場所 |
・決まり次第ここに表記 |
| 会場 |
・決まり次第ここに表記 |
| 時間 |
・2日間 |
| 料金 |
・220,000円 |
| 資格 |
・受講に対する最終的な決定権は催眠誘導研究所にあります |
| 講師 |
・林貞年 |
| 連絡 |
・東京オフィス 047-404-8961 ・本社 087-892-3156 |
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