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お陰様で本講座は無事終了いたしました |
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プロの催眠療法士(ヒプノセラピスト)として活動を始めるのなら、まず最初に自己催眠術の指導能力を身に付けることです。
というのは、自己催眠の指導には、催眠療法のような複雑さがないうえに、自己催眠とアファメーションの指導だけでかなりのメリットをクライアントに提供できるからです。
自己催眠の指導能力が身についたら、催眠療法士としての活動が開始できます。
ちなみに、催眠療法というと、クライアントを催眠に導き、解決のための暗示を入れて終了するようなものだと思っている人が少なくありません。でも、本当の催眠療法は、そんな浅はかなものではないのです。本物の催眠療法を行うには、催眠以外のスキルも合わせてかなりの技術が必要になってきます。
それに比べ、自己催眠の指導者は、催眠状態そのもののメリットを提供するので自己催眠の指導と潜在意識の性質に基づいたコーチングを行うことに終始します。
まず、催眠状態は脳が弛緩した状態のことをいいます。そして、この脳が弛緩した状態からは多くの効果を得ることができるのです。
●心の安定
●学習能力のアップ
●アスリートの集中力アップ
●ストレスの速効消化
●願望達成のためのモチベーションアップ
●気づき
●斬新なアイディアのひらめき
●アンチエイジング
●取り越し苦労や持ち越し苦労の軽減
●免疫システムの機能向上
●自律神経の調和
●自己肯定感の向上
●自己コントロール
上記は潜在意識の性質を学び自分を催眠状態にするだけで得られる効用です。
ほかにもたくさんメリットがある中、自己催眠の最大のメリットは、偏った考え方や偏った思い込みから解放されることです。
というのは、人の脳は普段の日常生活の中でストレスやプレッシャーを感じて無意識に緊張した状態になっています。
この脳の緊張が睡眠やリフレッシュなどでほぐせるレベルなら良いのですが、眠っても取れないぐらいに慢性化してしまうと、物事の捉え方や考え方にバイアスがかかってしまい、セルフイメージが本来の自分とはかけ離れていきます。
さらに、脳の緊張からくるバイアス状態になってしまうと、自分がまったく観えていない状態なので人間関係がうまくいかなくなります。自分が苦しむ人間関係か他人を苦しめる人間関係か、どちらかのコミュニケーションに偏ってしまうのです。
恋愛感などには大きく影響しますし、バイアスがかかった状態で婚活などやってもうまくいくはずがないのです。婚活を始めるなら、まず脳の緊張を緩和させ、セルフイメージのズレを調整してから開始することです。
人間関係を円滑にしたいのなら、何よりもまず心のバイアスを外すことです。
また、願望を達成するにしても、自分が観えていない人は努力が空回りしたり、本末が転倒している人も少なからずいます。願望を叶えるためにゴールを設定するのは大事なことです。でも、それと同じだけ自分がどの位置にいるのかを、世の中を通して客観的に知ることは大事なことなのです。
そして、これらの問題は、質の良い催眠状態に入るだけで解決していきます。それは、催眠の最大のメリットが脳の弛緩であり、この脳が弛緩した状態は偏った思い込みから解放してくれるからです。さらに、脳の弛緩は潜在能力を解放し、自然治癒力やホルモンのバランスを整えてくれます。
自己催眠術は、この脳の弛緩した状態を自ら作り出す技術のことをいうのです。 |
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先日、私のホームページを見たという女性から、「本当に催眠状態では潜在意識の書き換えができないのですか?」といった問い合わせをいただきました。
そこで私が「はい、できませんよ」と言うと、「それは自己催眠でもできないんでしょうか?」と言います。「はい、自己催眠でもできません」と言うと、「私は何年も自己啓発の勉強をしてきましたが、潜在意識に関わっている人はみんなできると言っていますよ…」と言う。
そのまま話を聞いてみると、年収300万円の人でも自分の潜在意識に「私の年収は10億円だ」と思い込ませると、潜在意識は年収10億円の自分を本当の自分だと思うようになり、年収300万円の自分に違和感を抱いて年収10億円の自分になっていくのだと言うのです。
私が「どうやって年収300万円の人が自分は年収10億円だと思い込むのですか?」と訊ねると、「毎日、自己催眠を繰り返して自分に言い聞かせる」のだと言います。
ちなみに、彼女は自己催眠と自己暗示を混同しているみたいで、彼女の言う自己催眠は自己暗示(アファメーション)のことですね、自己催眠は自分の脳を弛緩させるだけのものですから、自己暗示とはまた別物です。
さらに、彼女は続けます。
「自分はすでに年収10億円の人間なんだといった振る舞いをしていると、そっちの自分が本当の自分になる」のだと言います。
未だにこのような戯言を信じている人がいることに心底がっかりしました。
ところで、催眠には深さの段階があり、もっとも深い催眠になると幻覚が発生します。言い方を変えると、もっとも深い催眠に到達していなければ幻覚は発生しないのです。
さて、これは催眠ではとても有名な話なのですが、深い催眠に入った被験者に対し「室内にあるテーブルが見えなくなる」という暗示を与えます。そのままテーブルに向かって歩くように命じると、見えないはずのテーブルをうまく避けて歩くのです。
これは催眠にかかっている証拠であり、これをトランスロジック(催眠思考)といいます。逆に催眠にかかったフリをしている人はテーブルにぶつかったりします。
これ、何が言いたいかというと、たとえ深い催眠に入って幻覚が発生していたとしても、潜在意識はそこにテーブルがあることをわかっているのです。そんなあなたの何倍もの叡智を持った潜在意識をアファメーションなんかで本当に騙すことができると思いますか…?
そんなふうに潜在意識をバカにするから願いが叶わないのです。願いを叶えたければ潜在意識を尊重することです。
ちなみに、著書『潜在意識をコントロールする自己催眠』が出版されたとき、私は「潜在意識を非常に安く見積もっている」とか「潜在意識をバカにしている」などと言われたことがありますが、私ほど潜在意識を尊重している人間はいないと思っています。
「紙に書いたら願いが叶う」「成功イメージを繰り返せばお金持ちになれる」「毎日アファメーションを繰り返していると潜在意識はそれを信じるようになる」などといった話はある意味、潜在意識を侮辱しているようなものです。
覚醒状態で信じ込めないアファメーションは催眠状態でも信じ込むことなどできません。アファメーションは行動を起こすためのきっかけを作る作業に過ぎないのです。それ以上でもそれ以下でもありません。
自己啓発の業者が言っていることを鵜呑みにしてアファメーションや自己催眠を潜在意識を騙すために使ったりしていると、どちらも台無しになるだけです。
間違っても催眠に関わる人間が「催眠は潜在意識を書き換えるものだ」などと、とんでもないデタラメを人に教えてはいけません。
催眠療法士は潜在意識を扱うプロなのだから… |
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この催眠療法士育成コース初級では、数種類の自己催眠法とアファメーションを有効活用するために潜在意識の性質を詳しく学びます。
さらに、自己催眠の指導者は、そのクライアント独自の催眠の入り方を探し出す技術も身に付けなくてはいけません。クライアントが自己催眠に入るためのもっとも適した催眠導入法の組み立てをしてあげることができて初めて自己催眠の指導者と言えるのです。
代表的な自己催眠である自立訓練法や漸進的弛緩法の説明をしたあと、一度か二度誘導して、「あとは家に帰って自分でやってください」というのでは、何のための指導者なのかわかりません。自立訓練法や漸進的弛緩法の暗示を唱えるだけならわざわざセラピストのところに行かなくてもネットや書物の情報で事足ります。
よって、この講座の実技練習では、クライアント一人ひとりに適した自己催眠導入法を探し出す技術を徹底的に練習していきます。
本講座の受講を希望される方は、下記の申し込み方法に従ってお申し込みください。 |
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※スキルコード(受講資格)
このワークショップのお申し込みは催眠誘導研究所の基礎講座受講済みの方に限ります |
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日時 |
・2024年3月23日(土曜日)13時より開催 |
受付 |
・12時30分開始 |
場所 |
・東京都武蔵野市中町2丁目1-15 |
会場 |
・クリオレミントンハウス武蔵野1階会議室 |
時間 |
・13時から17時まで |
料金 |
・77000円 |
講師 |
・林貞年 |
連絡 |
・東京オフィス 047-404-8961 ・本社 087-892-3156 |
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