催眠術の掛け方から催眠療法の技術まで催眠誘導研究所

催眠術の掛け方/催眠誘導研究所・林貞年

◇ 実践・催眠術のかけ方もくじ

まえがき………責任問題について

第1章【催眠とは】――基礎知識

●催眠術………潜在能力を引き出すアイテム
●潜在意識………誰もがもっている驚異的力
●催眠状態………揺れない心
●トランス……催眠状態はその中のひとつでしかない
●催眠と暗示の違い……暗示はどんな人でも影響を受ける

第2章【暗示】―――施術の前に知っておくこと

●催眠には深さの段階がある………四段階に分けた暗示の与え方
●暗示の受け取り方………心は人の数だけある
●威光暗示………存在自体が暗示に力を加える
●予期作用………事前にどういう観念を作っておくか
●誘導暗示………予告し試みて追い討ちをかけるテ
●接続暗示………暗示と暗示をつなげるトラジションの効果
●禁止暗示………有効なタイミングとは
●禁止暗示の注意………「解き忘れ」はトラブルのもと
●意識の流れを破壊するもの………予期せぬ中断はトランス状態を壊す

第3章【準備】―――導入前の作業

●身だしなみと態度………安心感を与え不快感を与えない
●環境………誘導を楽にする環境の整え方
●雰囲気作り………重要な暗示の土台
●動機付け………相手の協力をあおるモチベーション
●状況形成………相手を少しだけ有利な状況にする
●不安の除去………早く深くかけるには不安をなくすのが早道
●ラポール形成………どこまでついてくるかを決定する信頼関係
●姿勢………催眠に適した姿勢をつくる

第4章【催眠術のかけ方】―――導入から覚醒まで

●被暗示性テスト………感受性の確認とウォーミングアップ
●条件反射………具体的な技法はここから始まる
●刺激の般化………深い催眠まで誘導していく基本的セオリー
●無意識の集中………これがあれば相手が背中を向けていてもかかる
●催眠導入………意識を内側に向ける
●神経の疲労………疲れたアンテナは外の刺激を探せない
●観念運動………意識の優先はシーソーバランス
●覚醒法………暗示でかけた催眠は暗示で解く

第5章【催眠術の深め方】―――潜在意識の性質を利用する

●逆算法………数を数えてリラックスさせる
●沈黙法………語りかけを休むと脳も休む
●ゆさぶり法………かけて覚ましてを繰り返す
●腕の浮上法………地味だけど確実性が高い
●自動運動………被暗示性を急速に高める無意識の運動
●正反対の状況をつくる………順応能力を活性化させる
●意識の退行………意識は過去へ行っても未来へ行っても深化する

あとがき………催眠術の習得について
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