まえがき 【第1章】 人はなぜ催眠にかかるのか? ● その人の中にあるものを引き出す心理技術 ● 錯覚を起こす思い込み ● 感情まで操作してしまう催眠 ● 記憶喪失も作り出せる ● 「人格変換」―相手を別人にしてしまう催眠の正体 ● 誰もが持っている「無意識」という驚異の力 ● 極めて科学的な催眠術 ● 眠くなるのが催眠状態なのか? ● 「一点集中の法則」―邪魔な思考を排除する ● トランスと催眠状態の違い ● 催眠にリラックスが必要な理由 ● なぜ人は催眠にかかるのか? 【第2章】 暗示テクニックを身につける ● トランスの種類は基盤暗示で変わる ● 相手が理解してはじめて暗示になる ● 催眠暗示はどう伝えるか ● リードの重要性を頭に入れておく ● 催眠誘導をスムーズにする「接続暗示」 ● 催眠に導く誘導暗示の基本 ● 動きを止める「禁止暗示」 ● 暗示の終わりを知らせる「ラスト・シグナル」 ● 被験者の反応を窮屈にしないこと ● 一度の暗示であきらめてはいけない「追加暗示」 ● 「後催眠暗示」―催眠を解いたあとの行動を操る ● 誘導暗示はセルフではない ● 「威光暗示」―権威者の言葉には力がる 【第3章】 催眠術をかけるための準備 ● 相手に与える第一印象は催眠に大きく影響する ● 相手が精神統一のできる環境を作る ● 心を開きやすくするための状況形成 ● 催眠に適した基本姿勢 ● 導入前には真剣な雰囲気を高めておく ● 相手が抱いている不安を取り除く ● モチベーションをアップさせる動機づけ ● 「ラポール」の形成―誘導者としての信頼を作る ● 「被暗示性テスト」―催眠導入のためのウォーミングアップ ● 「多重暗示法」―ふたつの暗示を与えて抵抗心を解く ● 深呼吸の重要性―ストレス社会から解き放つ 【第4章】 催眠術のかけ方 ● 催眠状態の特徴 ● 「弛緩導入法」―ぐったりと脱力させるための基本 ● 「球体心像法」―想像上の球体で意識を操る ● 「指先の接近法」―自然な現象を催眠と思わせる ● 「色彩対比法」―色覚現象を利用したトリック ● 「ヒプノ・ディスク」―思考を鈍らせる渦巻きのトリック ● 「固定凝視法」―暗示を無条件に受け入れさせる ● 「眼球運動法」―目線の操作で思考を抑圧する ● 「魅了法」―威圧を与えてトランス状態に導く ● 「神経疲労法」―相手から暗示以外の刺激を奪う ● 「音響法」―単調なリズム刺激で理性を静める ● 「目隠し歩行法」―あなたの声が無いと歩けない ● 「観念運動法」―ひとつの条件反射から催眠を連鎖させる ● 「後倒瞬間催眠法」―前暗示に重点をおく ● 「驚愕法」―ショックを与えて思考を止める ● 「回頭法」―頭を回転させて平衡感覚を乱す ● 「撫擦法」―血液の流れを変えて頭寒足熱へ ● 「プラシーボ導入法」―偽薬の力を利用する ● 「フラワー法」―まぶたの開閉で心に柔軟性を持たせる ● 「イメージ法」―落下の感覚が脱力のカギ 【第5章】 より催眠を深めるために ● 催眠状態の深さには段階がある ● 催眠の深さと現象には相関関係がある ● 「ゆさぶり法」―禁止暗示を利用する ● 「腕の浮上法」―無意識に腕が動き出す ● 「連続自動運動」―合理的な深化法 ● 「痙攣法」―連続自動運動の一種 ● 「逆算法」―適度な混乱は集中力が増す ● 感覚的時間を変化させると無意識が活性化する ● 正反対の状況を暗示する ● 回を重ねるごとに成長する催眠 ● 「沈黙法」―沈黙は脳の休憩時間 ● 催眠術の解き方 【第6章】 成功率を上げるためのプロのテクニック ● 真実に勝る信頼はない ● 身体が後ろに倒れる「後倒テスト」を成功させるために ● 手が離れなくなる「ハンドロッキングテスト」を成功させるために ● 暗示を開始する「ターニング・ポイント」 ● 兆候が長くつづく人、つづかない人 ● ショルダー・ショック・オペレーション ● 催眠はタイミングが命 ● なぜ3・2・1の掛け声なのか? ● 後催眠暗示を確実にするためのリハーサル ● ホワイト・ボードの健忘暗示 あとがき |
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